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ラベンダー園

ラベンダー園

ラベンダーと聞くと、紫色の花が丘陵地帯に柔らかに並ぶ、南仏・プロバンスの風景を思い浮かべる人も多いでしょう。

特に日の出や日没の頃の、日の光との共演は、自然を愛する訪問者を惹きつけて止みません。

実は、カラブラ州コセンツァ県内に、同じような光景が広がる場所があります。
ポッリーノ山麓のふもと、モラーノカラブロ村のカンポテネーゼがその場所です。

ロッコ家は、この地にラベンダーに特化した農園を開業し、ラベンダーを育て、収穫し、加工して化粧品などを製造しています。

開業にむけて、まず、積雪もあるポッリーノ山麓の厳しい冬に耐えられる品種の探索が行われました。

この地域では第2次世界大戦ごろまで、標高900mから1700m地帯に生育するラベンダーの花が貴重な収入源だったこともあり、ロッコ家の探求は、この野生品種を雑種交配することなく殖やし、耕作物とすることができるかを見極めることにありました。

こうして、8本のラベンダーから優秀な3本が選出され、挿し木によって殖やされ植樹されました

2013年の植樹の日より、ロッコ家の畑は植物園となり、ラベンダーの独自性や品種の違いを実地で学ぶ場となりました。

今日、ポッリーノ山麓に独自に生息する野生種・ロリカンダの他にそれぞれ独特な特徴を持つ50種以上のラベンダーを栽培しています。

ラベンダー(lavanda vera)は、白からすべてのタイプの紫色の花色を持つことが出来ます。

タイムやサルビア、ミントやレモン・チョコレートなども同様の花色を持つことがあります。

ラベンダー園は、ラベンダー水から香油を蒸留する体験をすることが出来ます。ラベンダー(lavanda vera/学名:lavanda angustifolia )から抽出された香油には抗真菌効果があり、かつては鎮痛剤としても使われていました。 

ラベンダー由来の化粧品類も販売していて、その他、スクラブ効果のある香油入り石鹸や、キャンドル、ポプリ、ハーブティーなども購入可能です。

www.parcodellalavanda.it 

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